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ポルトを知る

数字と図でわかるポルト

01.ポルトの立地と気候
02.投資先としてのポルトガル
03.カフェの豆知識
04.ポルトワインについて
05.アズレージョ ギャラリー
06.ポルトガルと日本の歴史・交流
07.日本語になったポルトガル語
08.姉妹都市の一覧

06.ポルトガルと日本の歴史・交流

日本とポルトガルの歴史は16世紀に遡る。
ポルトガルは日本に初めて訪れたヨーロッパ人とされ、様々な文化や言葉をもたらした。
鎖国により国交が大きく断絶した時代もあったが、近年は経済・文化などの面でその友好関係は発展し始めている。​​
1543年
種子島にポルトガル商人漂着、鉄砲伝来、そして南蛮貿易へ
このときのポルトガル人が日本へ上陸した最初のヨーロッパ人とされる。
鉄砲は、その後、長きにわたる戦国時代に終止符を打つための要となった。
この後、通商を求める商人の動きが活発化し、商人と共に、宣教師フランシスコ・ザビエルを初めとする多くの宣教師も日本を訪れた。両国間では、織田信長らの庇護のもと南蛮貿易が開始され、ポルトガルはマカオと九州を拠点に貿易を展開した。
1582年
天正遣欧少年使節団の派遣
九州のキリシタン大名、大友宗麟・大村純忠・有馬晴信の名代としてローマへ派遣された4名の少年を中心とした使節団。1584年8月10日にリスボンに到着し、1590年に帰国した。
1639年
第5次鎖国令によるポルトガルとの国交断絶
1587年、豊臣秀吉によりバテレン追放令が宣告され、自由な貿易は維持されたものの、宣教師は退去となった。江戸時代にもこの政策は踏襲され、ポルトガル人の寄港地は平戸と長崎に制限された。1636年の第4次鎖国令で、貿易に関係のないポルトガル人の入国は禁止され、ポルトガル人は長崎の出島に隔離された。1637年に島原の乱が起きると、幕府はキリスト教徒の結束をおそれ、1639年、第5次鎖国令によりポルトガルとの国交を断絶した。
​その後も1647年にポルトガル国王が貿易再開のための使節団を派遣するなどしたが、幕府は貿易を拒絶した。
1860年
日葡和親条約・日葡修好通商条約による貿易・外交の再開
ペリーの黒船来航により日本が開国すると、215年ぶりにポルトガルとの貿易や外交関係が回復した。しかしながら、ポルトガルはかつてのアジアの植民地をすでに大部分失っており、ポルトガル本国との交流はほとんど行われず、貿易活動は専らマカオとポルトガル領ティモールが中心となった。
第1次世界大戦では、日本とポルトガルは連合陣営として参戦し、1922年のワシントン会議にもともに九か国条約を批准した。
第2次世界大戦では、ポルトガルは中立を謳い、日本軍はポルトガル領に侵攻はしなかったがティモール島全島を掌握するなど、この間外交関係は一時途絶している。
1953年
第2次世界大戦後のポルトガルとの外交関係の回復
1952年にサンフランシスコ平和条約により日本が主権を回復すると、翌年にポルトガルとの外交関係を回復した。同年にポルトガルが日本に、1954年には日本がポルトガルに公使館を設置した。
以降は、ポルトガルはアントニオ・サラザールによる独裁体制であったことも起因し、日本との友好関係に特段の進捗は見られなかった。
なお、その後同国は、1974年のカーネーション革命により独裁政権は終焉し、欧州共同体(EU)に加盟、アジアでの領土もすべて失うなど国勢は大きく変化した。
~近年の関係~
1989年
マリオ・ソアレス大統領による初めての日本訪問
昭和天皇の大喪の礼のため。
1993年
ポルトガル人種子島来航(鉄砲伝来)450周年記念事業の開催
マリオ・ソアレス大統領が日本を訪問。
1998年
天皇・皇后による初めてのポルトガル訪問
リスボン国際博覧会のため。
2002年
サッカー W杯日韓大会へのポルトガル代表の参加
2005年
愛・地球博へのポルトガルの参加​
ジョルジェ・サンパイオ大統領が日本を訪問。
2010年
通商修好150周年記念事業 ポルトガル映画祭の開催
2011年
サッカー アルガルヴェ・カップへの日本女子代表の参加
2014年
安倍総理による現職総理として初めてのポルトガル訪問
「日本・ポルトガル首脳間共同コミュニケ」の発表

​東ティモールの首都ディリで開催された「ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)サミット」において、日本のオブザーバー参加が承認
​※CPLP加盟9か国(本部:リスボン)
 アンゴラ、ブラジル、カーボヴェルデ、赤道ギニア、ギニアビサウ、モザンビーク、ポルトガル、サントメ・プリンシペ、東ティモール
​2015年
パッソス・コエーリョ首相によるポルトガル首相として25年ぶりの訪日
「日本・ポルトガル首脳間共同コミュニケの進捗に関するファクト・シート」の公表
JETROとAICEP(ポルトガル投資貿易振興庁)が相互協力強化に向けたMOCを締結
~今後期待される二国間協力分野~
※
イノベーション分野(特に高齢化社会に対応する産業の育成)
⇒東京農工大学とリスボン大学が学術交流覚書を締結(2015年6月)
グリーン・エネルギー分野
⇒NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)とLNEG(ポルトガル国立エネルギー地質研究所)がスマートコミュニティ実証事業に関するMOU締結(2015年7月)
海洋(ブルー)分野
⇒近畿大学とアルガルヴェ大学が学術交流覚書を締結(2015年3月)
⇒内閣府松本大臣政務官がポルトガル政府主催「ブルーウィーク閣僚会合」に出席(2015年6月)
防災分野
⇒日本・ポルトガル防災シンポジウム(2015年11月)
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